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転勤族の妻で、在宅フリーランスとして働きながら娘(2020年生まれ)を育てる、30代ワーママのmia(ミア)@mia_wfhです。
私は転勤族と結婚して正社員の仕事を退職して、次なる人生の働き方としてフリーランスの道を選びました。独立初期は、実にさまざまな失敗を繰り返しました……(涙)。が、妊活、出産、赤ちゃん期の子育てを経て娘が1歳のころには
- ワーク・ライフ・バランス重視で
- 出勤ゼロの完全リモートワークで
- 自分の得意なことで無理なく
安定して月収20万円を得られるようになりました。
今回は、転勤族の妻がフリーランスになって安定収入を得るまでの、お仕事リアル体験談(前編)を語ります。
【取材・執筆】mia(ミア)
Webマガジン「転勤族の妻のお仕事」編集長。「転勤族と結婚したけどキャリアをあきらめたくない!」という強い思いで、2015年に会社員から独立開業してフリーランスWebライターになる。現在の本業は検索上位を狙うフリーランスのWebメディアディレクター。東京在住。
転勤族と結婚!正社員の仕事を辞めてフリーランスになった理由
転勤族と結婚しても引っ越すたびにキャリアをリセットされたくない!
私の夫は、全国どこでも異動の可能性がある転勤族です。夫とは20代半ばで交際し、2年ほどで結婚しました。とても気が合い、一緒に暮らすのも上手くいきそうで、私がやりたいことを尊重してくれる理想的なパートナーだったので、この先転勤・引っ越しがあること理由に結婚を躊躇する、ということはありませんでした。
結婚について唯一頭を悩ませたのは、「転勤族の妻になったら、仕事・キャリアをどうすればいいの?」という点でした。当時、大学卒業後からずっと同じ会社で正社員として働いていた私。職場では周りの人に恵まれ、仕事もやりがいを感じていましたが、結婚を機に辞めることには、寂しさはあれど不思議と未練はなかったです。
元職場のことは今でも好きですが、「このまま働き続けたら、30代になっていろいろ背負わされそう」という、おぼろげな不安はありました。そして、「私なら次の仕事もなんとかなるだろう!」という変な自信も……(笑)。
まずは、「世の中の転勤族と結婚した妻のみなさんは、仕事・キャリアをどうしてるの?」を調べることに。ネット検索で、発言小町とか、転勤族の妻の方のブログとか、いろいろ見ましたね〜〜〜。やはり多かったのは、夫の赴任地に引っ越すたびにパートやアルバイトを探してしているという声。
でも、私は「それでは満足できないなぁ……」と感じました。なぜなら、せっかく仕事ができるようになっても、数年後にはまた転勤で辞めざるを得ず、キャリアがリセットされる気がしたから。
ネットでいろんな記事を読むうちに、転勤で引っ越してもリセットされないキャリアを築くことが、自分の重要事項だと気づきました。私の母が専門職のフルタイムでバリバリ働く人だったので、「結婚後の自分も、当然同じように……」と思っていたんですね(それは今も変わりません、血ですね)。
転勤族の妻のキャリアを専門家に相談→正社員からフリーランスへ!
転勤族と結婚したあとの仕事・キャリアについて、ネット検索では限界があると感じた私は、キャリアコンサルタントさんに相談に行き、「転勤で引っ越してもリセットされないキャリアを築くには、どうすればいいですか?」と聞きました。
キャリコンさんのお話の中で私にピーンときたのが、スキルを活かしてフリーランスとして独立するという道でした。(キャリコンさん自身も個人でお仕事をしている方だったので、それにも影響されたと思います)
そのアドバイスを聞いた瞬間は、「え〜っ、私がフリーランスですか?ないない!!」って言ってしまったのですが、恥ずかしながら、心の中では「フリーランス」「独立」という言葉に「かっこいい……!」って少なからずときめいちゃってました(笑)。
たしかキャリコンさんは「あなたが正社員時代に得たスキルなら、フリーランスもやれますよ」といったことをおっしゃったのですが、私は、「あなたはフリーランスに向いています」って言われたような、勘違いあがったと思います(笑)。
そんなキャリコンさんへの相談を終えて、私は「フリーランスライターを目指そう!」と決めました。
フリーランスという言葉にときめいちゃった、というのは小さなきっかけにすぎません。冷静になって自分の経験を振り返ってみると、正社員時代に「聞く」「書く」「まとめる」経験が豊富で、ライター業は自分でも「向いている」と感じたからです。
転職や再就職など新しい道に進もうと思ったら、「今の自分は勝負にならない。新しいスキルや資格を身につけなきゃ」って考える方も多いと思うのですが、自然体で無理せず心地よくできる仕事がいいなぁって方は、まずは「今の自分にあるスキル・経験」を棚卸しすることが、一番大事だと思います!
転勤族の妻 ✕ フリーランス 結婚後〜出産前の駆け出し期
3〜4年目までは仕事で「無理せず稼げるパターン」を探った
夫の転勤が決まったのは、結婚2年目でした。新たな赴任地は東京。2人とも地元から遠くて、初めて住む場所でした。東京に引っ越して、生活が少し落ち着いてから、ライターとして開業届を出し、フリーランス・個人事業主になりました。
実は超初期は、縁あって勤めのお仕事もやっていたのですが、どちらも中途半端になりそうだったので、半年ほどでライター専業に。(正社員からフリーランスになった当初は、やっぱり毎月固定のお給料がないことが不安で、専業になる決意がすぐにはできなかったんですよね……)
そこからは、「自分が無理せず稼げるパターン」に至るまで、3〜4年かかりました……!!
- 「所属してくれたら、こういうお仕事をできるようになりますよ!」って希望を見せつつ、安い案件ばっかり振ってくるクライアントに病む
- とにかくアクセス数を増やしたいだけのSEOライティング案件が死ぬほどつまらなくて病む
- こちらの都合おかまいなしで仕事を進めようとするパワハラクライアントに病む
- Webディレクターがポンコツすぎてライター側の負担とストレスが膨大で病む
……とまぁこんな失敗を経験しましたが、少しずつ勝ちパターンを見つけていきました。(このとき、まだ子どもはいませんでした。出産前に失敗しといてよかった!子育てしながら↑は、私にはできないわ……)
最終的には、
- 文字単価10円で効率的に稼げる
- クライアントが常識的で優しい、ストレスフリー
- いろんな企業に行けて楽しい
- 書いていてやりがいがある
- 執筆実績として次の依頼につながりやすい
といった好条件の仕事に恵まれるようになりました。このライター時代には月収30万円超えの月もありましたね。
転勤族の妻✕フリーランス
この頃感じていたメリット・デメリットを書いてみます。
【メリット】
- 「私はこれができます」と言えるスキルと自信がついていった
- 今後の転勤で引っ越してもキャリアを継続できそうな見通しができた
- 心地いい働き方を少しずつ実現できていき、人生を切り拓く喜びがあった
- 東京を中心に首都圏のいろんな場所・会社に行けた
- がんばった分だけ収入が増えるのが嬉しかった
【デメリット】※ほぼお金の話
- 安定するまでは収入が少なく、10万円程度の月もあった
- 依頼の件数や内容は月によってバラつきがあり、入院など働けない月は収入が大幅に減った
- 「正社員を続けていたら、これくらい収入があっただろうなぁ……」と考えてつらい
まとめ
こうして転勤族の妻 ✕ フリーランスとして少しずつレベルアップしてきたわけですが、次なる転機を迎えます。妊娠です。出産しても全然キャリアをあきらめたくない、私。仕事と子育てを両立するために、働き方を見直すタイミングがやってきました。
妊娠を機に、少しずつ完全リモートワークへシフトして、月収20万円を安定して得られるようになるまでの話は、次の記事でお話ししますね。
Webマガジン「転勤族の妻のお仕事」編集長
mia(ミア)
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