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【転勤族の妻】妊娠を機に仕事を完全在宅に!安定収入までのリアル体験談

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転勤族の妻で、在宅フリーランスとして働きながら娘(1歳)を育てる、30代ワーママのmia(ミア)@mia_wfhです。

私は転勤族と結婚して正社員の仕事を退職して、次なる人生の働き方としてフリーランスの道を選びました。

今回の記事は、転勤族の妻が妊娠を機に働き方を見直して安定収入を得るまでの、お仕事リアル体験談(後編)です。

▷前編はこちら

 

転勤族の妻 × フリーランス。妊娠を機に働き方の見直しを迫られる

結婚後、東京に引っ越してからフリーランスライターとなり、失敗も重ねながら少しずつレベルアップした私。

独立から4年目に、妊娠という転機を迎えました。

イメージ_妊娠

妊娠・出産は、働く女性にとって、誰しもが自分のキャリアを見直す(というか強制的に見直さざるをえない)タイミングです。

仕事重視なのか、家庭重視なのかは、人によって本当にバラバラだと思います。

私の場合は「子どもが小さいうちはママ業に専念」……という考え方はまったくありませんでした。

 

でも、今までのようにクライアントの都合に合わせて取材に出るのは難しそうだし、子どもの都合で取材をドタキャンすることになるのも、すごくストレス。

同じような取材案件をやっていた子育て中のライターさんを見ていても、「仕事と子育てを両立するには無理しないといけない」というイメージが大きく、

私がなるべくストレスを感じず両立するは、インタビューライターという働き方を見直すべきだと考えました。

インタビューはやりがいがあったし、いいクライアントにもめぐりあえて、文字単価10円まで上がり、効率的に稼げるようになっていたのですが、

出産前は初めての子育てに自信がなかったので、自分にとって心の余裕を持てる働き方を選ぶことにしたのです。

 

当時、取材案件と並行して、在宅で完結するライティング案件もサブ的にやっていたのですが、

産休までに少しずつ在宅の案件の比重を増やし、「収入の6〜7割をリモートワーク」を目標にしました。

(当時まだコロナ禍の前だったのですが、このときの選択が産後1年目の自分を救うことになります……!)

 

クラウドソーシングより少手間なライターコミュニティで

インタビュー中心からリモートワーク中心へのシフトに向けて、まずは在宅でできるライティング案件探しです。

(既存のクライアントの案件は、内容や報酬がこの先ずっと続くのはきついな……と思ったので、妊娠を理由にフェードアウトすることにしました)

 

フリーランスライターはどうやってお仕事を見つけているのかというと、

よくあるのは「クラウドワークス」「ランサーズ」「サグーワークス」などのクラウドソーシングサイトを利用するパターンですね。

 

しかし、私は利用していません。自分にはあまり向いていないかな〜と感じています。

クラウドソーシングサイトは、報酬が安い案件が多かったり(高額なのはやはり取材案件)、報酬から手数料が引かれたりと、「数をこなしてナンボ」な面が強い印象です。

そもそも、案件を探してクライアント宛の提案文・応募文やテストライティング数本から始まるし、

それをやっても100%採用されるとは限らないうえ、長期的に継続する案件ばかりではない、というめんどくささ……。

 

当時やっていた仕事は、私の仕事用ホームページに直接依頼がきた案件か、ライター仲間からの紹介案件がほとんどだったので、

  • テストライティング等は不要で、過去の実績を提出すればOK
  • 長期的・安定的に依頼してくれる

というクライアントがいいなぁと思っていました。

 

そこで私が目を通したのが、Facebookのライター・編集者コミュニティです。

私が参加しているのは、ライターの先輩に紹介していただき入ったコミュニティ。

一般公開はされていないけれど、紹介があれば誰でも参加できるものでした。

このコミュニティに投稿される内容は、おもに次の2種類です。

  • 執筆実績の紹介
  • ライター・編集者の募集

ざっくり言うと「ライターと編集者が出会う場」という雰囲気ですね。

 

私はコミュニティに入ったきり、自分から投稿したり、頻繁にチェックしたりすることはなかったのですが、

久しぶりに開いてみると、なんとちょうど完全在宅の案件の募集がありました!

何かのテーマでアンテナが立っているときって、不思議とちょうどいい情報が引っかかるものですね。

募集内容を見ると、

  • わりと興味がある分野
  • テストライティングは不要で実績を提出すればOK
  • 長期的なお仕事

さらに、報酬に関して魅力的な点があったので、応募してみることにしました。

(ここはワーママ的に重要なポイントだったので、この次にくわしく書きますね)

 

こんなふうにサクッといい案件に巡り会えることも多いので、在宅フリーランスで働きたいという方は、同業者のコミュニティやサロンに入っておくことを強くおすすめします!

「時給」で働くフリーランスに

ライター・編集者コミュニティで見つけて応募した案件は、私がそれまでにやってきた案件とは、大きく異なる点がありました。

それは、報酬が「時給 × 稼働時間」で支払われるという点です。

イメージ_お仕事

ライティングの仕事でよくあるのは、「1本10,000円」のように1本あたりいくらという報酬設定です。

つまり、1本書き上げるのに1時間かかろうが10時間かかろうが、報酬は変わらないのです。

 

ライターの仕事は、書く前に必ず書く内容の下調べをする時間が必要です。当然、文字数が多いほど書く材料が多く必要なので、調べ物に時間がかかります。

自分がくわしい分野なら調べ物は不要、あるいは短時間で終わります。

でも、私がそれまで数年で引き受けてきた完全在宅のライティング案件は、ジャンルもさまざまで、初めてのテーマだと想定の2倍以上の時間がかかったこともありました。

「次はどんな案件が降ってくるのかな……」というストレスにもなっていましたね。

 

一方、報酬が「時給 × 稼働時間」で支払われると、調べている時間も報酬に反映してもらえます。

「初めての子育てをしながら、仕事の方ではなるべくストレスを抱えたくない……」という思いがあったので、これは魅力的な点でした。

(当然ですが、稼働時間が長いほど稼げるからといって、ダラダラ書くのはNG。「効率の悪いライター」とみなされて、クライアントと長期的なお仕事はできないでしょう)

こうして妊娠中から「時給で働く長期契約のライター」になったことで、安定的な収入を確保することができました。

 

産休育休明け、世界はコロナ禍に!でも完全リモートワークに救われた

その後は、リモートワークのほうでクライアントからいい評価をいただけて、時給も上がり、妊娠7か月ごろには取材案件の受注をストップして、完全にリモートワークのみになりました。

そして、出産へ。産休+育休あわせて約4か月ほどをとり、体調も悪くなかったので仕事に復帰しました。

 

ちょうど産休育休をとっている間にコロナ禍で世の中がガラリと変わり、フリーランスのライターの中には受注が激減してしんどい方も多かったのですが、

私は完全リモートワークに切り替えていたおかげで、仕事がなくなったり減ったりすることなく、また感染を予防しながら働くことができました。

(出産前にやっていたインタビュー案件は、おそらくコロナ禍で発注は減ったんじゃないかな〜)

妊娠中にリモートワークに切り替えておいて、本当によかったです……!

 

娘が1歳になり、私もワーママ2年生となりました。

生活と仕事が物理的に一体となっているリモートワークという環境は、やはり心身の余裕につながっていると感じます。

 

まとめ

妊娠前は24時間すべてが自分時間でしたが、出産後はどうしても生き方を子ども中心に組み替えなければいけません。

人によって向き・不向きは当然ありますが、「転勤族の妻が子どもを抱えてキャリアを築くなんてムリ……」と思っている方には、ぜひおうちで働く道を知ってほしいです。

私自身も、この先はライターの仕事に限らず、おうちからキャリアの可能性を広げていければと思っています。

▷前編はこちら

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